最高裁判所第1小法廷判決平成29年11月16日
再生債権査定異議事件
『平成30年度重要判例解説』民事訴訟法8事件
【判示事項】 再生債務者が無償行為若しくはこれと同視すべき有償行為の時に債務超過であること又はその無償行為等により債務超過になることは民事再生法127条3項に基づく否認権行使の要件か
【判決要旨】 再生債務者が無償行為若しくはこれと同視すべき有償行為の時に債務超過であること又はその無償行為等により債務超過になることは,民事再生法127条3項に基づく否認権行使の要件ではない。
【参照条文】 民事再生法127-3
【掲載誌】 最高裁判所民事判例集71巻9号1745頁
判例タイムズ1445号86頁
金融・商事判例1534号31頁
金融・商事判例1531号8頁
判例時報2357・2358合併号3頁
金融法務事情2084号62頁