内容紹介
事業承継を行う際、どのスキームが企業に最大のメリットがあるか、後継者・税務・株式評価で場合分けし、留意点を解説。持株会社制移行はじめ、各種M&A、IPO、海外展開も網羅!
中小企業から大企業の実務担当者に向け、事業承継対策を講ずるうえで必要な知識やノウハウを解説します。
第1部では、事業承継の課題や選択肢、プロジェクトの進め方を説明。その上で、自社株対策に必要な税務知識や株式の評価方法を明らかにします。
第2部では、株主構成や株価、税負担など、スキームを設計する際のポイントを述べたあと、持株会社制移行、分社化、持株会の活用など、各スキームの留意点を解説します。
第3部では、特に株価が極めて高額となっている企業に焦点を当て、MEBO、財団法人活用、海外移転などを活用したスキームの要点を解説します。
【感想】
この著者の本は、いつもそうだが、あくまでも入門書。
著者は専門家ではないので、根拠条文が引用されていないことが多い。
脚注の引用文献がネタ本なので、そちらで確認すべき。
令和元年の会社法改正は盛り込まれていない。
税制改正にも要注意である。