内容紹介
実務はどう変わるのか,変わらないのか──。法制審議会民法(債権関係)部会メンバーらが,対談・鼎談を通じて実務上重要な論点について掘り下げた検討を行う。ジュリストの好評連載をまとめた,施行後の実務をリードする実務家にとって必携の1冊。
序 実務上の問題と学理上の問題(道垣内弘人・中井康之)
1 法定利率(能見善久・中井康之)
2 消滅時効(鹿野菜穂子・高須順一)
3 解除と損害賠償(沖野眞已・岡 正晶)
4 解除と危険負担(道垣内弘人・高須順一)
5 債権者代位権(山本和彦・高須順一)
6 詐害行為取消権(山本和彦・高須順一)
7 多数当事者の債権債務関係(松本恒雄・深山雅也)
8 保証(潮見佳男・岡 正晶・黒木和彰)
9 相殺(野村豊弘・中井康之)
10 債権譲渡制限特約(山野目章夫・深山雅也・井上 聡)
11 将来債権の譲渡と抗弁の対抗(松岡久和・高須順一)
12 定型約款(山本敬三・深山雅也・山本健司)
13 売買(山野目章夫・中井康之)
14 請負契約の契約不適合責任(道垣内弘人・岡 正晶)
結 振り返り及び残された課題(道垣内弘人・中井康之)
【感想】
2020年4月から施行される改正民法。
細かい実務上の論点にまで解説している。
大変参考になる。