B5判並製 , 220ページ、定価 2,640円(本体 2,400円)
〔別冊ジュリストNo.247〕
民事執行・保全法の解釈・運用にかかる重要判例を精選し,基礎となる事実・判旨をコンパクトに紹介した上で,その意義や他の判例・学説との関係につき分析を加えた最新決定版!
令和元年の民事執行法改正にも対応。
判例項目計102件ほかコラム2件を収録。
【感想】
旧法時代の判例も含まれているので、その判例が現行法で妥当するか考える必要がある。
判例も必ずしも一貫しているとは限らない。
中には、明確な解釈を示すために、新たな立法が必要なものもある。
例えば、抵当権の物上代位権(追及効)の制限、
転付命令の制限、
仮払仮処分の保全の必要性がない場合で本案では被保全債権が肯定された場合の処理など。