定価:税込 3,740円(本体価格 3,400円)
判型A5判ページ数464ページ
難易度テキスト:中級
内容紹介
学生・実務家に必要な、判例・訴訟理論をすべて網羅した充実かつコンパクトなテキスト。最新の法改正・判例をカバー。平易な文章と図表で明快に解説。
内容(「BOOK」データベースより)
訴訟法中心の体系書。実務家も必携。この1冊で環境法の今がわかる。近年の法改正に対応、最新の環境裁判例をアップデート。司法試験環境法は本書のみでOK。「典型事例」とフローチャートで個別法と紛争の構造がつかめる。
著者について
上智大学法学部教授・弁護士
【感想】
環境行政訴訟、環境民事訴訟、規制対抗訴訟に分類して、シスマティックに整理して記述されている。
好評だった前著の5年ぶりの改訂版。
私は、大塚直先生、北村喜宣先生の環境法の本も読んだが、この本が一番まとまっているように感じた。
私は環境法について、アマゾンで出版したことがある。後掲の拙著のリスト参照。
とりあえず、手薄だった以下の分野を拾い読みした。
◆第1章 環境訴訟法総論
第4節 裁判外手続―公害健康被害補償制度・公害紛争処理手続・民事調停・刑事告発
◆第2章 生活妨害
第1節 日照妨害
第3節 その他の生活妨害
拙著のリスト[環境法]
環境基本法に関する裁判例
環境影響評価法に関する裁判例
土壌汚染対策法に関する裁判例
水質汚濁防止法に関する裁判例
騒音規制法に関する裁判例
大気汚染防止法に関する裁判例
リサイクル法に関する裁判例
自然公園法に関する裁判例
森林法に関する裁判例
原子炉等規制法に関する裁判例
景観法・眺望利益に関する裁判例
環境法の内容(司法試験の選択科目)