DV防止法に関する主な裁判例を網羅しています。
DV防止法の正式名称は、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」である。
目次
第1章 DV法10条の「被害者が更なる配偶者からの暴力によりその生命または身体に重大な危害を受けるおそれが大きいとき」に該当しない事例
第2章 直接的な身体的暴力が無くても「配偶者からの暴力を受けた者」に該当するとされた事例
第3章 DV法に基づき住居から再度の退去命令等を発令した例
第4章 DV法に基づく保護命令に違反した被告人に対して執行猶予付きの懲役刑が言い渡された事例
第5章 DV法10条に基づき保護命令を受けていた夫が,同保護命令に違反して妻に対して電話をかけまたは電子メールを送信した場合における被害者の同意と保護命令違反罪の成否について判示した事例
第6章 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)違反事件で、被害者が被告人と共に生活の本拠としていた住居付近における「はいかい」及び「つきまとい」について、本件で禁止された場所付近の「はいかい」には当たらず、同付近における「つきまとい」に当たるとされた事例
第7章 DV防止法で無罪となった事例
第8章 殺害被害者1人のいわゆるDV殺人等事件について,被告人を無期懲役に処した原判決を破棄し,原審弁論終結後における被告人の反省状況等を考慮して,被告人を懲役30年に自判した事例
第9章 市の職員は、夫から問い合わせがあっても、DVで家出した妻子について秘密を守る義務がある
第10章 DV法と情報公開条例