4,840円
単行本: 400ページ
出版社: 商事法務 (2018/3/19)
東京高等裁判所部総括判事経験者が、民事訴訟の神髄を説く。
東京高等裁判所部総括判事を務めた執筆陣が、通常訴訟の他、専門訴訟として会社訴訟、知的財産訴訟、建築訴訟、行政訴訟、医療訴訟、労働訴訟、さらには控訴・上告を対象にその神髄を説く。裁判官・弁護士の必読書。
<主要目次>
第1章 一般民事訴訟 ―― 福田剛久
第2章 会社訴訟 ―― 門口正人
第3章 知財訴訟 ―― 飯村敏明
第4章 建築訴訟 ―― 齋藤 隆
第5章 行政訴訟 ―― 市村陽典
第6章 医療訴訟 ―― 福田剛久
第7章 労働訴訟 ―― 髙世三郎
第8章 控訴・上告 ―― 富越和厚
【感想】
専門訴訟について、元・東京高等裁判所の民事部総括判事らによる著書である。
周知の知識・判例も多いが、専門分野ごとの簡潔な解説として、有益である。
専門訴訟の類書として、門口 正人編『裁判官に聴く民事裁判の実際と要点』有斐閣2019年がある。こちらは、東京地方裁判所の専門部の裁判官らとの対談である。