2020年07月28日 発売
定価 1,569円(本体 1,426円)
有斐閣
法学教室8月号は,情報法とエンタメ法の2つの特集をくみます。どちらも入門的な内容ですが入口が違います。
特集1「情報法というフロンティア」では,みなさんが学習している各分野を入口に情報法の面白さを伝えます。
特集2「エンタメ法っておもしろい!」は,身の回りのトピックを入口にします。
2つの特集から是非,法学の広がりと面白さを存分に味わってみてください。
◆特集1 情報法というフロンティア
情報法への招待…宍戸常寿……6
Ⅰ 安全とプライバシー…星 周一郎……8
Ⅱ 公的部門のデータ保護と利活用…井上禎男……12
Ⅲ デジタル・ジャーナリズムと放送…西土彰一郎……17
Ⅳ 通信制度…寺田麻佑……21
Ⅴ インターネット上の表現行為と媒介者の責任…小倉一志……26
Ⅵ デジタル時代における知財政策…酒井麻千子……30
Ⅶ 情報法と競争法の相互作用――プラットフォームビジネスに対する規制の視点…平山賢太郎……34
Ⅷ AIと契約,不法行為,人格権…村田健介……38
【感想】
情報法というジャンルは、いまだ確立した定義がない。
論者や著書によって、取り上げられる法律も様々である。
情報やデータの保護の観点から、公法、民事法、刑事法、知的財産法、経済法、メディア法の各種の法律を横断的に概観できるメリットがある。