犯罪被害者保護法に関する裁判例を網羅しています。
犯罪被害者保護法の正式名称は、
犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律(平成12年5月19日法律第75号)です。
目次
第1章 犯罪被害者等の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律および刑事訴訟法および検察審査会法の一部を改正する法律の制定ないし改正は、犯罪捜査または刑事手続自体を犯罪被害者等の権利または利益の回復を目的とするものに変更したものではないとして、犯罪の捜査および検察官の公訴権行使の違法を理由とする損害賠償請求が棄却された事例
第2章 刑事損害賠償命令事件から民事訴訟手続に移行して,損害額および過失相殺について審理判断された事例
第3章 検察官が被害者等通知制度に基づき被害者およびその母親に公判期日を通知しなかったことが国家賠償法上違法であると判断され同法に基づく請求が認められた事例