消費者安全法に関する裁判例を網羅しています。
消費者安全法は、消費者法、行政法の1つです。
目次
第1章 美容液を含むパックを顔面の全体に覆う化粧品である本件マスクを1回使用したところ,顔面等に皮膚炎が生じて通院治療を余儀なくされたと原告が主張する本件マスクの製造販売業者に対する製造物責任法3条に基づく損害賠償請求
第2章 被告Y1会社の従業員の勧誘で,医療法人A発行の医療機関債を購入したところ,元金の償還が受けられなかったことから,勧誘は詐欺などに該当する違法行為であり,Y1の事業の執行についてされたもので,被告Y2(Y1代表取締役)には職務執行につき重大な過失があり,被告Y3(医療法人Aの理事長)は,事業の進捗状況や財務状況の調査・確認を怠ったなどとして,損害賠償を求めた事案
第3章 医療法人Aから医療機関債の販売を委託された被告会社の従業員からの勧誘を受け,A発行の同機関債を購入した原告が,同機関債は,厚労省のガイドライン要件に違反し,勧誘には違法があり,原告は,購入代金相当額の損害を被ったとして,被告ら(Aの理事長Y1・A経営クリニックの実質的経営者Y2・Aの理事Y3・被告会社・被告会社代表者Y4)に対し,損害賠償を求めた事案。