屋外広告物法に関する裁判例のうち、同法を根拠条文とするものを網羅しています。
屋外広告物法(昭和24年6月3日法律第189号)は、広告法、行政法、特別刑法の1つです。
目次
第1章 大阪市屋外広告物条例(昭和31年同市条例第39号)第13条第1号、第4条第2項・第3項各1号と憲法第21条
第2章 昭和24年高知県条例第37号高知県屋外広告物取締条例3条4条と憲法21条
第3章 大阪府屋外広告物法施行条例2条3項1号と憲法21条、14条
第4章 屋外広告物法および大阪市屋外広告物条例に規定する「屋外広告物」は非営利的思想を表現するものも含まれるか(積極)
第5章 1、神戸市屋外広告物条例は、憲法21条、19条に違反するか
2、同条例3条2項3号に規定する信号機には、信号灯器部分のみならず、その支柱をも含むか
3、軽犯罪法1条33号前段と屋外広告物法7条、右条例12条3項に規定する違法に貼られたはり紙の除去権との関係
第6章 1、大阪市屋外広告物条例(昭和49年改正前)2条1項、4条3項、16条1号と憲法21条、31条、94条、41条との関係
2、観念的競合の関係にある2つの罪のうち1つについて刑の廃止があるが原判決を破棄しなければ著しく正義に反するとは認められないとされた事例
第7章 大阪府屋外広告物法施行条例および軽犯罪法1条33号前段の合憲性