環境行政の全体像をつかむ
地方自治・実務入門シリーズ
筑紫 圭一 (上智大学教授)/著
北村 喜宣 (上智大学教授),山口 道昭 (立正大学教授),出石 稔 (関東学院大学教授)/編
有斐閣
2020年12月21日発売
四六判並製カバー付 , 328ページ
定価 2,860円(本体 2,600円)
環境法
行政法 > 地方自治(行政法の)
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環境 > 環境問題
公害対策にとどまらず,領域を広げつつある環境行政。本書では,その歴史,原則,手法や実効性確保などの総論的な説明をした上で,主要な環境法規を解説する。環境行政において重要な役割を担う自治体職員が行政実務の基礎力を身につけるのに最適な一冊。
目次
1 総 論──自治体環境行政の必要性とその進め方
第1章 環境行政の必要性
第2章 自治体の環境条例と環境政策
第3章 環境政策の理念と原則
第4章 環境政策の手法
第5章 環境行政手続
第6章 環境行政の実効性確保
第7章 環境行政訴訟
2 各 論──主要な環境法規と近時の環境問題
第8章 公害の防止
第9章 循環型社会の形成
第10章 自然環境と生物多様性の保全
第11章 環境影響評価の推進
第12章 空き家・ごみ屋敷の問題
第13章 動物の愛護と管理
第14章 地球温暖化の緩和と気候変動への適応
【感想】
環境法の知識があれば、短時間で読めます。
環境法の教科書では触れていない現代的問題(鳥獣保護法、外来生物法、動物愛護法、空き家対策法・ごみ屋敷など)、地方自治体が条例で対処した事例は参考になります。