アンダーソン・毛利・友常法律事務所『テクノロジー法務』2019年
アンダーソン・毛利・友常法律事務所テクノロジー&インフォメーション・プラクティス・グループ (著, 編集)
3,520円
単行本 : 308ページ
出版社 : 中央経済社
2019/10/8
さまざまなテクノロジービジネスについてわかりやく解説する1冊! 最先端で活躍する専門家に弁護士がインタビューし、法務の論点を洗い出して先行事例をふまえ解説します。
【各章のインタビューテーマ】
Introduction イノベーション●非連続こそがイノベーション
栄藤 稔(大阪大学先導的学際研究機構教授)
Part1 人工知能 ●人工知能は「ヒト」を超えるのか
栗原 聡(慶應義塾大学理工学部教授)
Part2 ビッグデータ ●真に価値のあるデータを見極める
藤巻遼平(dotData, Inc)
Part3 ロボット●目指すは日常を共に生きるロボット
萩田紀博(前・株式会社国際電気通信基礎技術研究所)
Part4 自動運転 ●自動運転はヒトに寄り添うクルマの究極形態
松尾芳明・佐藤和明(トヨタ自動車株式会社)
Part5 仮想通貨(暗号資産) ●仮想通貨はやはり素人には難しい?
本間善実(日本デジタルマネー協会)・藤本真衣(株式会社グラコネ)
Part6 ブロックチェーン ●技術発展とニーズが創り出す秩序
楠 正憲(Japan Digital Design)
Part7 匿名化・暗号化 ●今だから聞いておきたい匿名化・暗号化のしくみ
高橋克巳(NTTセキュアプラットフォーム研究所)
Part8 サイバーセキュリティ ●IoT世界の新たなサイバーセキュリティ
坂尻浩孝(株式会社Blue Planet-works)
Part9 仮想現実(VR) ●エンターテイメントだけではない ものづくりに活かすVR
嶋田 潤・村木淳也(キヤノン株式会社)
Part10 再生医療 ●再生医療のビジネス化に向けて
浅見正弘(株式会社富士フイルム)
Part11 ゲノム編集 ●日本はまだまだ遅れているゲノム編集の世界
白江英之(前・一般社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム)
Part12 宇宙産業 ●国境なき時代を見すえた開発を
酒井純一(宇宙航空研究開発機構(JAXA))
内容(「BOOK」データベースより)
テクノロジーのスペシャリスト×法務のスペシャリストが生み出すシナジー…テクノロジーとイノベーションをめぐる13のテーマについて、最先端で活躍するテクノロジーの専門家のお話を、弁護士によるインタビュー形、式でわかりやすくお伝えします。それぞれのテーマについて、各分野の法務に精通する弁護士が、海外の動向も踏まえた最新の論点整理と実務解説を行っています。規制を論じるだけではない、テクノロジーと法務のかかわり方を考えるきっかけとなる1冊です。
著者について
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
日本における本格的国際法律事務所の草分け的存在からスタートして現在に至る,総合法律事務所である。
ファイナンス,コーポレート・M&A,労働,知的財産,紛争解決,事業再生等のあらゆる法律分野に対応する専門家を揃える。
国内では東京,大阪,名古屋に拠点を有し,海外では北京,上海,シンガポール,ホーチミン,バンコク,ジャカルタ等のアジア諸国に拠点を有する。
<テクノロジー&インフォメーション・プラクティス・グループ(Technology & Information Practice Group)について>
AI,ビッグデータ,自動運転などのいわゆる第4次産業革命関連のほか,再生医療やゲノム編集,宇宙法などの最先端テクノロジーに関連する法分野を手がける弁護士のチームである。
テクノロジーや情報に関する国内外からのさまざまな相談に対応している。
【感想】
アンダーソン・毛利・友常法律事務所は、ビッグ5(日本国内の5つの大規模法律事務所)の1つです。
新しいテクノロジーの入門書。
本書には、以下のものが抜けています。
再生エネルギー、航空産業(ドローン、空飛ぶクルマ)、食料資源(代替肉)など