視能訓練士法に関する裁判例を網羅しています。
視能訓練士法(昭和46年5月20日法律第64号)
同法は、医事法の1つです。
目次
第1章 1 病院職員が、過酷な業務のために頸肩腕症候群に罹患したとしてなした、勤務先の病院に対する損害賠償請求が退けられた例
2 当該職員が変形性頸椎症に罹患していたこと、業務の内容および量が過重なものでなかったこと、業務への従事の有無と症状との間に相関関係が認められないこと等から、本件症状と業務との間には相当因果関係があるとはいえず、被告病院には損害を賠償すべき責任はないと判断された例
第2章 1 国労分会長に対する医療職である視能訓練士から事務職である病歴管理業務への配転命令が、業務上の必要性、人選の合理性等があるとして不当労働行為には該当しないとされた例
2 同配転を不当労働行為に当たるとして復職を命じた労委の救済命令を違法として取り消した原判決が、維持された例