揮発油等品質確保法に関する裁判例を網羅しています。
揮発油等品質確保法の正式名称は、
揮発油等の品質の確保等に関する法律
昭和51年11月25日法律第88号です。
同法は、行政法、産業法の1つです。
関連法令として、石油備蓄法などがあります。
目次
第1章 原告が,自動車用高濃度アルコール含有燃料を広島県内の給油所で委託販売したのに対し,各処分庁の軽油引取税決定処分及び不申告加算税の賦課決定処分が,違法であるとして各処分の取消しを求め,県の地域事務所長その他の担当職員が,本件各処分に基づき,原告の売掛金債権を差し押さえたことにより,損害を被ったとして損害賠償を求めた事案
第2章 揮発油販売業者である原告が販売する自動車用燃料について,行政庁から,当該燃料は,揮発油等の品質の確保等に関する法律施行規則10条に定める揮発油規格に適合せず,その販売行為は,同法13条に違反するとして,報告徴収処分及び指示を受けたことから,報告徴収処分等の取消し等を求めた事案
第3章 廃食用油から軽油代替燃料を精製する装置の欠陥について、本件装置に製造物責任法上の欠陥があるか、瑕疵担保責任・債務不履行責任を負うか、旧商法266条の3第1項の責任の有無など争われた事例