地方拠点法に関する裁判例を網羅しています。
地方拠点法の正式名称は、
地方拠点都市地域の整備および産業業務施設の再配置の促進に関する法律
平成4年6月5日法律第76号
です。
同法は、行政法の1つです。
関連法令として、都市計画法などがあります。
目次
第1章 静岡県富士市の住民である原告らが,富士市がA公社から土地を62億1600万円で買い受けたのは,裁量権の濫用ないし逸脱であって違法であるとして,地方自治法242条の2第1項4号に基づき,富士市長である被告に対し,富士市に代位して損害賠償を請求した住民訴訟の事案
第2章 愛媛県大洲市(おおずし)が土地開発公社の取得した土地をその簿価に基づき正常価格の約1.35倍の価格で買い取る売買契約を締結した市長の判断が裁量権の範囲を逸脱しまたはこれを濫用するものとして違法となるとはいえないとされた事例