遊漁船業法に関する裁判例を網羅しています。
遊漁船業法の正式名称は、
遊漁船業の適正化に関する法律
昭和63年法律第99号
です。
同法の目的は、遊漁船業を営む者について登録制度を実施し、その事業に対し必要な規制を行うことにより、その業務の適正な運営を確保するとともに、その組織する団体の適正な活動を促進することにより、遊漁船の利用者の安全の確保及び利益の保護ならびに漁場の安定的な利用関係の確保に資すること(同法1条)です。。
同法は、産業法、海事法の1つです。
関連法令として、船舶安全法、漁業法などがあります。
目次
第1章 渡船業を兼業する漁民について漁業協同組合の正組合員たる資格が認められた事例
第2章 1 漁業協同組合が、組合員の営む遊漁船営業について、その統一料金を組合規約として定めた場合において、漁業協同組合はそのような規約を定めることはできないとされた事例
2 漁業協同組合がした組合員除名決議が、裁量権を逸脱、濫用するもので、無効とされた事例
第3章 遊漁船が新潟市沖で沈没した事故(本件事故)について,遊漁客及び死亡した遊漁客の相続人らが損害賠償を求めた事案