バーゼル法に関する裁判例を網羅しています。
バーゼル法の正式名称は、
特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律
平成4年12月16日法律第108号
です。
バーゼル条約に対応する国内法であり、バーゼル法とも呼ばれます。
特定有害廃棄物の運搬、輸出入の制限、処理などを規制するための法律。
同法は、産業法、環境法の1つです。
所管は、環境省、経済産業省。
関連法令として、バーゼル条約、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などがあります。
目次
第1章 原告が,被告に売渡した非鉄金属付スクラップの未払売買代金の支払を求めた事案について,契約の主体は,原告代表者又は営業所長であり,被告側は代表取締役であったと認め,被告の双方代理,公序良俗違反等の主張は理由がないとして,原告の請求を認容した事例
第2章 船主と船舶保険契約を締結していた原告が,船主の貨物船が被告を荷送人とする本件貨物を積載して港の岸壁に停泊中に船舶火災が発生して焼損したのは被告の過失によるものであると主張し,船主に保険金を支払った上,保険代位により不法行為に基づく損害賠償請求権を取得したとして,被告に対し保険給付額の支払を求めた事案。