外国人教員任用法に関する裁判例を網羅しています。
外国人教員任用法の正式名称は、
公立の大学における外国人教員の任用等に関する特別措置法
(昭和57年法律第89号)
です。
同法は、教育法、労働法の1つです。
関連法令として、学校教育法などがあります。
制定当時の法律の題名は、「国立又は公立の大学における外国人教員の任用等に関する特別措置法.」でした。
目次
第1章 政府またはその機関が、国家公務員法27条7項に基づいて外国人教師との間で締結した契約は、民法上の雇用契約であると解されるとされた例
第2章 外国人である控訴人が,被控訴人の設置する市立大学の講師として任期を定めて任用され,同任期後更新されないで退職したところ,控訴人は被控訴人に対し,退職手当に関する条例に基づき支給された退職金につき,整理退職の場合の金額が支給されるべきところ普通退職の場合の金額しか支払われなかったと主張し,その差額金の支払を求めた控訴事案
第3章 国立大学の当時から教員として勤務していた外国人と国立大学法人との雇用契約が契約期間の満了により終了したとされた事例