重判解で,新しくて大切な判例を学ぼう!
ジュリスト臨時増刊 2021年4月10日号(1557号)
有斐閣
2021年04月12日発売
B5判並製 , 260ページ
定価 3,520円(本体 3,200円)
法学・法律問題一般
例年好評を博している『重要判例解説』の最新版。令和2年度1年間の判例を概観する「判例の動き」と,厳選した重要判例についての的確でわかりやすい「個別解説」で,最新判例を広く深く学べる一冊。
【感想】
各法分野の「判例の動き」だけを読みました。
得意分野はポイントだけで理解できますが、不得意な分野はよく読む必要がありますね。
目次
■詳細内容はこちら
〔憲法〕8件
判例の動き=川岸令和
性同一性障害者特例法における非婚要件の合憲性 ほか
〔行政法〕7件
判例の動き=大橋洋一
原爆症認定における要医療性要件の判断
ほか
〔民法〕7件
判例の動き=山下純司
少年保護事件を題材とした論文とプライバシー侵害 ほか
〔商法〕8件
判例の動き=弥永真生
退社時に負担すべき損失の額が出資の価額を超える無限責任社員の合資会社に対する支払義務 ほか
〔民事訴訟法〕8件
判例の動き=勅使川原和彦
鑑定の嘱託を受けた者が当該鑑定に関して作成・受領した文書等の法律関係文書または刑事事件関係書類該当性 ほか
〔刑法〕9件
判例の動き=上嶌一高
科刑上一罪の関係にある数個の罪のいずれにも選択刑として罰金刑の定めがあるときの罰金刑の多額 ほか
〔刑事訴訟法〕5件
判例の動き=堀江慎司
控訴取下げを無効とし控訴審の訴訟手続を再開・続行する旨の決定に対する不服申立て ほか
〔租税法〕6件
判例の動き=佐藤英明
固定資産税等の過大な税額決定にかかる損害賠償請求権と除斥期間の起算点たる「不法行為の時」 ほか
〔労働法〕9件
判例の動き=土田道夫
有期契約労働者と無期契約労働者の間の退職金に係る相違と労働契約法20条違反の成否──メトロコマース事件 ほか
〔経済法〕8件
判例・審決の動き=武田邦宣
農協による系統外出荷制限が不当な拘束条件とされた事例 ほか
〔知的財産法〕4件
判例の動き=小泉直樹
リツイ-トによる氏名表示権侵害 ほか
〔国際法〕3件
判例の動き=西村 弓
国際人権条約と立法不作為に対する国家賠償請求 ほか
〔国際私法〕4件
判例の動き=横溝 大
子の返還申立事件に係る家事調停後の事情の変更とハーグ条約実施法117条 ほか
計86件