法人役員処罰法に関する裁判例を網羅しています。
法人役員処罰法の正式名称は、
法人ノ役員処罰ニ関スル法律
(大正4年法律第18号)
同法は、法人の役員等による合併など法人を消滅させる行為を規制することを定めています。
同法は、刑法、特別刑法の1つです。
関連法令として、会社法、一般社団・財団法人法などがあります。
目次
第1章 刑事訴訟法第339条第1項第4号にいわゆる「被告人たる法人が存続しなくなったとき」と法人の解散
第2章 被告会社の合併による解散と刑事訴訟法第339条第1項第4号
第3章 法人税法違反被告事件の行為者たる被告人に懲役刑と罰金刑を併科した1審判決に対する量刑不当の控訴趣意が排斥された事例
第4章 石油カルテル(価格協定)事件の上告審判決