今,オリンピックには「法」が欠かせない。
早川 吉尚 (立教大学教授,弁護士,スポーツ仲裁裁判所仲裁人)/編
2021年07月19日発売
四六判並製カバー付 , 150ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
法学・法律問題一般
法学教室のオリパラ連載が書籍化。オリンピック・パラリンピックを契機としてスポーツの世界がいかに「法」と結びついているかを学べる全く新しい一冊。研究者・実務家双方の視点から,スポーツ法に関する最新の情報を徹底的に解説。
目次
1 本書の趣旨と全体像(早川吉尚)
2 IOCって何?(濵本正太郎)
3 選手選考と紛争解決(小川和茂)
4 スポーツ競技団体の裁量権と行政法的思考──選手選考を中心に(興津征雄)
5 アンチ・ドーピング・ルールの目的と手続(宍戸一樹)
6 アンチ・ドーピング・ルールの実体面──違反類型と制裁措置(宍戸一樹)
7 選手選考紛争と手続代理(杉山翔一)
8 アンチ・ドーピング紛争と手続代理(高松政裕)
9 スポーツ選手とパブリシティ権(上野達弘)
10 性と障がいから考えるスポーツと憲法(南野 森)
11 国際スポーツ団体を巡る「不正」(早川吉尚)
12 オリンピック延期を巡る法的問題(早川吉尚)
【感想】
オリンピック開会に合わせて読んだ。
あまり馴染みが少ない制度や規則が出てくるが、これまでに学習した法律の応用形ともいえる。
薄い本なので、半日で読める。