ジュリスト 2021年10月号(No.1563) 【特集】資本市場の再編とコーポレート・ガバナンス――コーポレートガバナンス・コードの改訂
有斐閣
2021年09月25日 発売
定価 1,569円(本体 1,426円)
2021年6月,コーポレートガバナンス・コード(CGC),投資家と企業の対話ガイドラインの改訂が行われた。来年4月には東京証券取引所の市場再編が予定されており,企業として社会的課題に対応したガバナンスを備えることが一層重要になる。本特集では,改訂版コードの内容を確認しつつ,今後のコーポレート・ガバナンスについて理論的な検討を加える。
【特集】資本市場の再編とコーポレート・ガバナンス――コーポレートガバナンス・コードの改訂
◇特集にあたって●藤田友敬……14
◇コーポレートガバナンス・コードと対話ガイドラインの改訂について●浜田 宰/水口美弥……16
◇資本市場の再編とコーポレート・ガバナンスのあり方●飯田秀総……22
◇コーポレート・ガバナンスとダイバーシティ●松中 学……28
◇コーポレート・ガバナンスとサステナビリティ●久保田安彦……34
◇企業グループとコーポレート・ガバナンス――従属会社の少数株主保護のあり方を中心に●髙橋陽一……40
【感想】
CGCというソフトローが、制定法(ハードロー)の解釈にどのような影響を与えるか、今後の裁判例の展開に期待したい。