2022年2月号 通巻 805号
毎月12日発売
[特集]交錯する手続法の世界
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
日本評論社
発刊年月 2022.01
判型 B5判
ページ数 128ページ
内容紹介
今や誰しもが自分事として捉えざるを得ない、デリケートな個人情報とされるGPS情報やDNA情報を、民事訴訟法と刑事訴訟法が、それぞれの裁判手続のなかでどのように扱うのかを比較検討し、2つの手続法の奥深さを繙く。
__________________________
特集= 交錯する手続法の世界
__________________________
民事訴訟における違法収集証拠排除の理論と現代型証拠
……町村泰貴
刑事訴訟における「証拠」と違法収集証拠排除法則の論理
……斎藤 司
「無断で収集されたGPS位置情報」の民事訴訟における証拠能力
……金 美紗
刑事裁判におけるGPS情報と違法収集証拠排除法則
――最大判平成29・3・15と下級審裁判例……堀田尚徳
民事訴訟におけるDNA情報の証拠取扱い……堀 清史
刑事訴訟におけるDNA情報の証拠取扱い……笹倉香奈
【感想】
新たな種類の証拠(メール、ライン、GPS情報、DNA情報など)の証拠能力と、違法収集証拠排除の観点から検討されている。
実務の参考となります。