地方独立行政法人法に関する裁判例のうち、医療過誤に関する裁判例を網羅しています。
地方独立行政法人法
平成15年7月16日法律第118号
地方独立行政法人の運営の基本などの制度の基本事項を定め、制度の確立、地方独立行政法人が公共上の見地から行う事務、事業の確実な実施を目的としています。
同法は、行政法、行政組織法です。
関連法令として、地方独立行政法人法施行令、地方独立行政法人法施行規則、地方自治法、独立行政法人通則法、国立大学法人法などがあります。
目次
第1部 民事訴訟事件
第1章 生体肝移植を受けた患者にMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の感染徴候が見られたにもかかわらず,適時に細菌培養検査をせず,抗生物質の投与を再開するのが遅れたとして,被告に責任があるとされた事例
第2章 心機能障害を有し,真珠腫性中耳炎に罹患した患者に対する説明義務違反及び経過観察義務違反を認めた上で,同義務違反と死亡との間の因果関係を肯定した事例
第3章 タクシー(Y1運転,Y2使用者)と,原付自転車(X1運転)の衝突事故で,X1が負傷し,搬送されたY3病院で受けた手術に過誤があり後遺障害が残ったとして,X1と両親が,Yらに対し,損害賠償を求めた事案