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目次
第１章 行政処分性（行政事件訴訟法３条）
第１節 土地区画整理法２０条３項（事業計画の縦覧及び意見書の処理）所定の利害関係者の意見書に係る意見を採択すべきでない旨の都道府県知事の通知の処分性
第２節 土地区画整理組合の設立認可の行政処分性（行政事件訴訟法３条）、原告適格（行政事件訴訟法３条）
第３節 土地区画整理法５２条１項（施行規程及び事業計画の決定）に基づく設計の概要の認可の行政処分性（行政事件訴訟法３条）
第４節 土地区画整理事業の事業計画の決定（土地区画整理法５４条、６条１項）の行政処分性
第５節 保留地についてした払下決定および売渡処分（土地区画整理法１０８条）の処分性
第２章 訴えの利益（行政事件訴訟法９条）
第１節 仮換地指定処分の取消を求める訴えの利益
第２節 土地区画整理法７７条２項の建物の移転通知を争う訴えの利益
第３章 土地区画整理組合が、原則として公簿地積を基準地積とし例外的に実測地積による方法で土地区画整理事業を施行する場合において、定款には地積決定の方法に関する原則的な基準のみを定め、例外的な措置については定款の委任により執行機関の制定する執行細則等における定めに委ねることも許される。
第４章 土地区画整理法１８条（土地区画整理組合の定款及び事業計画又は事業基本方針に関する宅地の所有者及び借地権者の同意）と認可申請ないし認可処分の違法
第５章 市長がなした立退通知は、有効なものであり、被上告人は、除却処分を受忍し、かつ、建物から搬出された家財道具を受領すべき義務があり、市長に、物件の保管義務はないとして、立退通知を違法とした原判決を破棄した事例
第６章 照応の原則（土地区画整理法８９条１項）
第１節 仮換地の指定における従前の宅地との照応の基準時
第２節 土地区画整理法８９条１項所定の照応原則と合意に従って右数筆の換地を定めること
第３節 照応の原則
第４節 マンションの敷地についての照応の原則
第７章 あらかじめ土地区画整理審議会の意見を聞かないでした仮換地指定
第８章 土地区画整理法１００条の２（仮換地に指定されない土地の管理）と物権的請求権
第９章 土地区画整理組合の解散と換地処分前の替費地（保留地）の売買により買主が取得する権利（替費地の使用収益権）
第１０章 換地処分と憲法２９条
第１節 憲法２９条３項に基づく、土地区画整理事業による換地処分に伴う減歩の損失補償請求
第２節 土地台帳の地積によってした換地処分と憲法２９条
第１１章 換地予定地使用権の分割
第１２章 抵当権が設定されている宅地についての土地区画整理法上の換地処分に伴う清算金債権に対し差押・転付命令を得た者は、施行者に対し右清算金の支払を請求することができない（土地区画整理法１１２条１項（抵当権等が存する場合の清算金等の供託））
第１３章 換地処分について被処分者がする審査請求期間の起算日（行政不服審査法１４条）
第１４章 仮換地と時効取得
第１５章 仮換地・換地と賃借権・地上権
第１節 宅地の一部について賃借権を有する者の区画整理による仮換地上に有する権利
第２節 賃借権につき仮に権利の目的となるべき部分の指定を受けない賃借人の仮換地使用権
第３節 賃貸借関係と土地区画整理法９９条１項（仮換地の指定の効果）
第４節 従前の土地の一部を賃借する者は土地区画整理法８５条の定める権利申告の手続をしない場合に仮換地を使用収益しうるか
第５節 一筆の土地全部を賃借した者は賃借土地の仮換地を使用収益するためには土地区画整理事業の施行者からの指定通知を必要とするか
第６節 仮換地と賃借権
第７節 従前の土地の一部について賃借権を有する者が、特別都市計画法１３条による使用収益をすることのできる換地予定地の範囲の指定を受けなかったことによって、当然に賃借権を失うことが憲法２９条違反にはならないとした事例
第８節 借地権者が従前土地上に登記ある建物を所有している場合と仮換地の使用収益権
第９節 仮換地自体について地上権を設定できるか
第１０節 土地区画整理法に基づく仮換地の指定によって従前の土地上の建物を仮換地上に移転すべき場合と該建物についての賃借権の消長
第１１節 一筆の従前地全部が賃貸された場合において、賃借人から適法な賃借権の届出があったとしても、施行者から通知（指定）がない以上、賃借人は換地予定地（仮換地）について使用収益権を有しないとされた事例
第１２節 従前の土地の一部の賃借人が土地区画整理法７７条２項の通知があっても仮換地上に使用収益権が主張しえないとされた事例
第１３節 従前の土地の一部を賃借する者と換地予定地に対する使用収益権の有無
第１４節 一筆の土地の一部の賃借人が賃借地を含む土地に対する仮換地の指定に際し、賃借権の届出をしたが、土地区画整理事業施行者から使用収益部分の指定がない場合と仮換地の使用収益権
第１５節 仮換地土地上の仮に賃借権の目的となるべき宅地部分の指定処分をもって当然無効のものといえないとした原審の判断は正当であるとした事例
第１６節 仮換地と賃借権
第１７節 換地処分と未登記賃借権
第１８節 仮換地の指定と賃借権、土地区画整理法８５条１項（権利の申告）
第１６章 仮換地指定と国家賠償法
第１７章 飛換地処分
第１８章 土地区画整理事業と住民訴訟
第１節 市長が土地区画整理事業の施行者としてした土地区画整理法に基づく換地処分と地方自治法２４２条の２所定の住民訴訟
第２節 土地区画整理事業と住民訴訟
第１９章 仮換地・換地と売買
第１節 土地区画整理中の土地の売買と換地清算交付金の帰属
第２節 土地区画整理中の土地の売買契約と換地の清算交付金
第３節 仮換地の特定の一部分につき売買契約を締結した場合の右契約の解釈
第４節 仮換地の指定後に従前の土地が分割譲渡された場合と仮換地に対する使用収益権
第５節 仮換地につき買受部分を特定してなされた売買契約において売主としての登記を移転すべき義務の履行方法
第６節 換地処分の確定後換地につき売買による所有権の移転と、右換地に関する清算交付金請求権
第７節 仮換地についての売買
第８節 換地計画または換地処分の無効と従前地につきそれが別の特定の土地に換地されることを前提として締結された売買契約
第９節 賦課金（土地区画整理法４０条）と担保責任
第２０章 換地予定地の不法占有者に対する従前の土地の所有者の物上請求権の行使
第２１章 換地と時効取得
第１節 仮換地の占有と従前の土地の時効取得
第２節 換地と時効取得
第２２章 法定地上権
第１節 所有権移転請求権保全の仮登記のなされた土地の仮換地の上に存する建物について抵当権が設定された場合と建物競落人の法定地上権
第２節 １、仮換地上の建物の競落と法定地上権
２、仮換地の一部分につき売買契約を締結した場合と仮換地の使用収益権
第２３章 甲所有の従前地につき換地処分がなされ、その換地につき従前所有権を有していた所有者乙に対しなんらの換地処分等がない場合において甲の換地に対する権利
第２４章 旧特別都市計画法１４条３項（同法廃止後は土地区画整理法９９条２項）と換地予定地の使用収益権
第２５章 特別都市計画事業による換地処分と事業施行者に対する私法上の請求権
第２６章 土地区画整理法７７条（建築物等の移転及び除却）に基づき従前地上の建物を仮換地上に移築するため解体は不動産登記法（昭和５８年改正前）９３条ノ６第１項にいう建物の「滅失」に当たる。
第２７章 仮換地と租税特別措置法（平成１１年改正前）６９条の３所定の小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例