法学教室 2023年1月号(No.508)
有斐閣
2022年12月28日 発売
定価 1,650円(本体 1,500円)
あけましておめでとうございます。2023年も法学教室は充実した誌面で,読者のみなさまの学習をサポートしてまいります。
さて,新年最初の特集は学習と実務(仕事)をつなぐ特集です。日々,法学の学習を進めていて,ふと「この知識って就職したら使うの?」と不安にかられることもあると思います。今特集では,法学部を卒業して様々な実務に就いている先輩方に,学習で実務を意識することや実務の場で学習が生きてくることなどを紹介してもらいました。読めば学習へのモチベーションアップにつながる特集です。
時事トピックスとしては,ニュースで見かけるようになった「経済安保」の用語,通常国会で成立した推進法を時の問題欄で解説します。また判例クローズアップとして,ツイートの削除に関する最高裁判決を取り上げます。ツイッターという場をどう考えるか解説を読み考えてみてください。
◆特集 学習の中の実務,実務の中の学習
Ⅰ 学習の中の実務
〔座談会〕実務を意識しながら学習することに意味はある?…白石 大(司会)/梅澤 舞/須﨑亮順/只野啓太……10
Ⅱ 実務の中の学習
弁護士…竹尾和晃……25
司法書士…邊川恵美……28
国家公務員(厚生労働省)…舟津謙一……31
地方公務員(名古屋市昭和区役所)…柘植奈緒……34
Ⅲ 社会人の学び直し
大学院でのリカレント教育…橋谷 俊……37
コメント
この特集を読んで思ったのは、初心忘るべからずということ。
ただし、皆さん、意外と専門分野が狭いと感じました。