木山 泰嗣 『国税通則法の読み方』 2022/8/31
弘文堂
432ページ
¥4,180
難攻不落に見える「国税通則法」の攻め方を伝授する初めての入門書!
国税通則法の基本を学びたい人のために、条文と判例を中心にその全体像を概説した、気軽に手に取って「熟読できる入門書」。
図解と2色刷を多用して、「国税通則法」を読み解きます。
これまで「マイナーな法」とみなされてきた国税通則法の全貌を明らかにする、税に関わる人の必読書です。
コメント
読みやすい。
よく勉強されていると思います。
【目次】
序 章 国税通則法の概要
1 国税通則法の実務上の重要性
2 国税通則法の手ごろな1冊の意味
3 本書の特色
4 判例法理により形成された法理論の重要性
5 実務処理としては重要である計算法
6 目次からみる国税通則法の概観
7 各章の概観
8 まとめ
第1章 国税通則法の学び方―コアコンセプトとは、何か?
1 国税通則法が使われる場面
2 本書で国税通則法を学ぶ有用性
3 「重要なコンセプト」を知るまえに
4 国税通則法のコアコンセプト
5 国税における租税手続法の一般法としての意義
6 国税基本法としての意義
7 「国税」とは?
8 国税通則法のパートの概観
9 体系書の目次もみた国税通則法
10 まとめ
第2章 納税義務の確定手続等
1 全体像―15条と16条を読んでみよう!
2 国税通則法の第2章の構造
3 納税義務の成立と確定
4 申告納税方式
5 賦課課税方式
6 自動確定方式
7 確定された納税義務のその後
8 まとめ
第3章 国税通則法の解釈の方法―手続法の特色を踏まえた視点とは?
1 税法解釈の方法
2 手続法である国税通則法の解釈のあり方
3 課税要件における解釈
4 手続法における解釈
5 争訟法における解釈
6 まとめ
第4章 事後に納税者の側から行う是正手続―修正申告・更正の請求等
1 総論―修正申告と更正の請求
2 修正申告
3 更正の請求
4 還付請求(源泉徴収、登録免許税)
5 還付請求権の消滅時効
6 還付の方法
7 まとめ
第5章 事後に課税庁が行う是正手続―税務調査・追徴課税等
1 総論
2 税務調査
3 課税処分と徴収処分
4 行政手続法との関係
5 附帯税
6 更正等の制限・徴収権の消滅時効
7 まとめ
第6章 不服申立て・税務訴訟
1 不服申立て
2 税務訴訟
3 まとめ
第7章 雑則、罰則、犯則事件の調査及び処分
1 雑則
2 罰則
3 犯則事件
4 まとめ
終 章 国税通則法の課題
1 国税通則法の成り立ち―答申の整理
2 国税通則法に残された課題
3 まとめ
【事項索引】
【判例索引】