『企業法務判例クイックサーチ300[第2版]』
企業における的確な法的リスクを把握するために、企業法務を扱う弁護士が押さえておくべき重要判例300件超を元裁判官ならではの視点で厳選・分析した1冊。
第一法規
定価
5,060円
(本体:4,600円)
編著者名
喜多村勝德 著
発刊年月日 2019-08-01
判型 A5判/C3032
ページ数 672
商品概要
企業法務を専門とする著者が、元裁判官の視点から、最高裁を中心に300件超の判例を厳選し、見開き2ページで端的に紹介。判例の解説部分は、「判決概要」「事実関係」「判旨」といったベーシックな項目に加え、訴訟リスクがあるかどうか判断するためのガイドとなるよう「本判決の意義、射程範囲」「論点・結論」「参考判例/関連法令の改正動向」などの項目を設けている。
コメント
ある程度慣れた読者なら、自分の知らない判例があるかチェックのために使うと良い。
私も知らない判例が1件ありました。
目次
第1 企業取引
①民法総則
②物権法
③担保物権法
④債権総論
⑤契約法
⑥商取引法
第2 企業責任
①債務不履行責任
②不法行為責任
③特別法上の責任
第3 労働関係
①総論
②個別的労働関係
③集団的労働関係
第4 企業組織
①会社法総則
②設立
③株式・新株予約権
④株主総会及び種類株主総会
⑤役員
⑥計算
⑦M&A
⑧会社訴訟
⑨登記
第5 企業倒産
①倒産手続の開始
②倒産手続開始の効果
③倒産手続の期間
④財団の管理
⑤破産
⑥会社更生
⑦その他
商品の特色
〇会社法改正、民法改正といった最近の法改正に対応し、元裁判官が、企業法務を扱う弁護士のために必ず押さえておくべき300件超の重要判例を厳選。
〇論点・結論・射程範囲・参考判例及び文献・事実関係図を見開き2頁にコンパクトに整理されており、[企業法務の課題別](企業取引・企業責任・労働関係・企業組織)×[法分野](法・商法・会社法・労働法・倒産法・その他特別法(特許法・著作権法・独禁・金商・租税法ほか)等) の体系立った目次から、簡単に確認したい判例へアプローチできる。
〇収録判例すべてに、裁判所が結論を導き出す過程で着目した事実関係を図式化して収録しているため、法的リスクがどこにあるかが視覚的にわかる。