ジュリスト 2023年6月号(No.1585) 【特集】霊感商法と被害者救済――新法の提起するもの
有斐閣
2023年05月25日 発売
定価 1,760円(本体 1,600円)
2022年12月,旧統一教会の問題を発端として,被害者救済のための法律が成立し,2023年1月より施行されています。本号特集では,これらの法律の要点を解説するとともに,民事的なルールや宗教法制に及ぼす影響,そして今後の展望について,理論的な検討を加えます。判例詳解では,いわゆる「追い出し条項」が問題となった事例,労災支給取消訴訟において事業主に原告適格を認めた事例と,注目度の高い2本の判決を取り上げました。
【特集】霊感商法と被害者救済――新法の提起するもの
◇寄附の不当勧誘と民事的効力――民法理論の観点からの検討…宮下修一……14
◇「つけ込み」行為の制御と意思決定の自律性の確保…菅 富美枝……21
◇宗教団体規制の現況と課題――憲法の観点から…井上武史……28
◇「消費者契約法及び独立行政法人国民生活センター法の一部を改正する法律」及び「法人等による寄附の不当な勧誘の防止等に関する法律」の解説…消費者庁消費者政策課寄附勧誘対策室・消費者制度課……34
コメント
民法、消費者法、憲法、イギリス・オーストラリアの契約法まで。
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