大澤 彩『消費者法』商事法務
A5判並製/456頁
ISBN:978-4-7857-3004-8
定価:4,180円 (本体3,800円+税)
発売日: 2023年01月
詳細
消費者法に関わる論点を28のUnitに分けて詳細に解説
単独著による消費者法の画期的なテキスト。消費者契約法、特定商取引法、製造物責任法等、消費者法の全体をカバーしながら、合意の瑕疵、不当条項規制、契約条項規制など重要な概念等を、ユニットごとに適宜事例を用い分かりやすく解説する。学生だけでなく、弁護士や企業法務に携わる方にも十分に活用できる1冊。
大澤 彩 法政大学教授
コメント
商社法の民事・行政・刑事的側面のベストミックスを考察する。
本格的な体系書。
主要目次
Unit1 消費者法とは何か
Unit2 「消費者」とはどのような人か
Unit3 消費者契約の成立
Unit4 消費者契約における合意の瑕疵①錯誤・詐欺
Unit5 消費者契約における合意の瑕疵②消費者契約法
Unit6 消費者契約における交渉力の不均衡
Unit7 契約内容の適正――成立段階での内容の妥当性
Unit8 消費者契約における契約条項規制①民法
Unit9 消費者契約における契約条項規制②消費者契約法
Unit10 契約内容の適正――契約内容や履行範囲の調整とは
Unit11 消費者契約と特定商取引法①
Unit12 消費者契約と特定商取引法②
Unit13 消費者取引とシステム設定者の責任論①
Unit14 消費者取引とシステム設定者の責任論②
Unit15 消費者取引と不法行為
Unit16 消費者契約の目的物――物の品質
Unit17 物の安全性①民法
Unit18 物の安全性②製造物責任法
Unit19 品質・安全性に関する行政規制
Unit20 サービス契約
Unit21 消費者法・各論①悪徳商法
Unit22 消費者法・各論②金融商品
Unit23 消費者法・各論③建築・住宅
Unit24 消費者法・各論④電子商取引
Unit25 消費者保護制度論――行政機関の役割
Unit26 消費者保護制度・消費者紛争解決制度
Unit27 競争法と消費者
Unit28 当事者の活動