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2023年06月18日
『バブルの世界史 ブーム・アンド・バストの法則と教訓』 2023/3/25

『バブルの世界史 ブーム・アンド・バストの法則と教訓』 2023/3/25

ウィリアム・クイン (著), ジョン・D・ターナー (著), 高遠裕子 (翻訳)

 

 

単行本

¥3,850

 

【内容紹介】

バブルは予測できる。バブルには「良いバブル」、「悪いバブル」がある。

金融史・経済史研究者が、世界の巨大バブルの原因・帰結を分析、バブルの普遍的な法則を明らかにし、次のバブルに警鐘を鳴らす。歴史から見たバブル論の決定版!

 

なぜ、ブームとバストは何度も繰り返し生じるのか? なぜ、あるバブルは経済的にも社会的にも政治的にも壊滅的な結果をもたらし、なぜ、あるバブルは社会に恩恵をもたらすのか? バブルを生み出す必要十分条件とは何か?

 

この答えを見つけ出すために、本書は魅惑的なバブルの旅へと読者を誘う。1720年代のパリとロンドン、1820年代のラテンアメリカ、1880年代のメルボルン、1920年代のニューヨーク、1980年代の東京、1990年代のシリコンバレー、2000年代の欧米、上海・深圳への旅だ。 

 

金融史・経済史の研究者が、「合理性」「不合理性」という従来の議論にとらわれず、バブルの規模、経済全体への影響の度合いを基準に、世界史上の巨大バブルの原因と帰結を明らかにし、教訓を指し示す。そしてバブルには、イノベーションを促し、企業や組織、経営者を淘汰し、社会に恩恵をもたらす「良いバブル」もあると説く。

 

さらに、バブルは投資家、投機家が新しい技術や政治的なイニシアティブに反応することから始まるとし、将来のバブルを予測できることも示す。実証的なアプローチでバブルのメカニズム解明に迫る魅力的なバブル論。

 

 

コメント

本書は、豊富な具体的データに基づいて記述されている。

説得力がある。

 

 

【目次】

第1章 バブル・トライアングル

 

第2章 1720年とバブルの発明

 

第3章 市場性の復活――第一次新興市場バブル

 

第4章 投機の民主化――大いなる鉄道狂

 

第5章 他人のカネ――オーストラリアの土地ブーム

 

第6章 ウィーラー・ディーラー(大金を賭ける人たち)――イギリスの自転車熱

 

第7章 狂騒の1920年代とウォールストリートの暴落

 

第8章 政治の意図的バブル興し――1980年代の日本

 

第9章 IT(ドットコム)バブル

 

第10章「ブームとバストはもうたくさん」――サブプライム・バブル

 

第11章 中国的なカジノ資本主義

 

第12章 バブルを予測する

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著者について

ウィリアム・クイン

クイーンズ・ユニバーシティ・ベルファスト金融論講師。市場操作、株式市場、特にバブルについて研究。

 

ジョン・D・ターナー

クイーンズ・ユニバーシティ・ベルファスト金融論・金融史教授。社会科学アカデミー・フェロー。The Economic History Reviewエディター。著書にBanking in Crisis (2014)があり、同書はイギリスのビジネス史著作に贈られるWadsworth Prizeを受賞。

 

高遠裕子

翻訳者。おもな訳書にヘンダーソン『資本主義の再構築』、マンスキー『データ分析と意思決定理論』、リスト『そのビジネス、経済学でスケールできます。』、キンドルバーガー他『熱狂、恐慌、崩壊』(原著第6版)など。

 

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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 日経BP 日本経済新聞出版 (2023/3/25)

発売日 ‏ : ‎ 2023/3/25

言語 ‏ : ‎ 日本語

単行本 ‏ : ‎ 400ページ

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