『ケース・スタディ生命倫理と法 第2版』有斐閣
医療のために,法ができることをかんがえよう
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樋口 範雄 (東京大学教授・東京大学学術創成プロジェクト「生命工学・生命倫理と法政策」代表)/編著
2012年09月発売
B5判並製 , 400ページ
定価 3,520円(本体 3,200円)
ISBN 978-4-641-11398-5
債権各論 > 不法行為 > 医療・薬害事故
補助教材
生命倫理の諸問題に対する法によるアプローチのあり方を,主要トピックごとに検討。医療分野と法分野双方からの考察を通じて理解を深めることができる。法改正に伴い臓器移植の項は内容を改め,脳神経科学をはじめ生命倫理と法に関わる最新動向もカバーした。
目次
case1 遺伝病の告知
case2 医療事故情報の警察への報告
case3 終末期医療のあり方─延命治療に関する判断枠組み
case4 医業独占─救急救命士と医療行為
case5 生殖補助医療の規制問題
case6 患者の権利・胎児へのリスク
case7 知的障害者の不妊手術
case8 看護師の良心と弁護士の役割
case9 人体試料・遺体・検体の取扱い
case10 臨床研究・臨床試験のあり方
case11 臓器移植と脳死をめぐる問題
case12 血液製剤と限られた資源の配分問題
case13 脳神経科学と法
case14 再生医療と法
case15 自己決定権
コメント
同じ設例について、医学者、法学者による複数の論文がある。
法哲学の問題のようで、悩ましい。