法学教室 2023年8月号(No.515) ◆特集1 メタバースと知的財産法
有斐閣
2023年07月28日 発売
定価 1,650円(本体 1,500円)
災害級とも言われる酷暑と、収束が遠い感染症の流行と、ままならないことも多いですが、一生に一度の今年の夏がすこしでも素敵なものでありますよう。
今月号の特集1は「メタバースと知的財産法」。実社会の相似形のように存在することもある三次元CG仮想空間では、一体なにが問題となりうるのか。知的財産法を切り口に、6名の専門家に問題点を分析していただきました。彼方と此方の境はどこか――ある種、哲学的な問いすら内包する異世界をお楽しみください。
◆特集1 メタバースと知的財産法
Ⅰ 現実世界をメタバース内に再現する際の諸課題…蘆立順美……10
Ⅱ 現実世界のデザインとメタバース内のアイテム…青木大也……15
Ⅲ 知的財産権の対象としてのアバターの名前・肖像(あるいは私自身)…誠子夜火猫……20
Ⅳ メタバースにおける活動…駒田泰土……25
Ⅴ メタバースにおける権利侵害・トラブル…中崎 尚……30
Ⅵ NFTを活用した仮想オブジェクト等の取引と著作権法…谷川和幸……35
コメント
メタバース法は、まったく新しい解釈の視点でした。