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新着情報
2019年08月26日
『商品先物取引法に関する裁判例』をアマゾンで出版しました。

目次
第1章 商品取引所の仲買人でない者の取次行為が、商品取引所法93条に違反し、同法159条の罰則に触れることがあっても、その取次および取次の委任を受ける個々の行為は、何ら公序良俗に反するものでないとした事例
第2章  委託者が東京穀物商品取引所受託契約準則第3条所定の通告を怠った場合における売買取引の委託の効力
第3章  訴外Aが、上告人の委任状を偽造してなした東京商品取引所の取引の効力が、上告人に及ぶとした原判決は違法であるとの上告理由について、東京商品取引所受託契約準則第3条を訓示的規定と解した原判決に違法はないとして、上告を棄却した事例
第4章  商品取引所仲買人の外務員を通じてなした商品売買委託契約の効力
第5章  商品取引所が定めた受託契約準則に準拠しない受託契約の効力
第6章 原審において、商品商場における売買取引の委託契約について、限月11月の先物取引として約定されたことが認定判示されている以上、その当月である11月末日限り売買差金および約定手数料の清算をして決済すべき約定であつたことが明確に認定判断されているものと解される。
第7章  商品仲買人が委託手数料および委託証拠金を徴しないでした商品市場における売買取引の委託者に対する効力
第8章  商品の清算取引の委託者が委託証拠金の追加差入をしない場合と商品仲買人への委託建玉の処分義務
第9章  昭和42年改正前の商品取引所法93条に違反し商品仲買人でない者が業として商品市場における売買取引の委託の取次をした場合におけるその取次の私法上の効力
第10章 商品の清算取引の委託者が委託証拠金の追加差入をする意思のないことが明白な場合と商品仲買人の委託建王の処分権
第11章  1、商品取引所法に基づいて定められた受託契約準則の効力
2、商品取引所法に基づいて定められた受託契約準則が改正された場合における改正後の受託契約準則の効力
第12章  商品取引における委託追証拠金の預託の請求と売買取引の委託者の計算における処分とは商品仲買人の義務か
第13章 1、商品取引法94条および昭和32年当時の東京繊維商品取引所受託契約準則7条の解釈
2、右各規定違反の呑行為および呑類似行為による取引の私法上の効力
3、委託証拠金と委託証拠金充用証券との間の弁済充当の順序
第14章 自動車売買代金の一部を商品取引の委託証拠金とする旨の預り証を発行した事実があっても商品取引契約の成立を認め難いとされた事例
第15章 商法23条の名板貸の責任は、原則として名板借人の営業とが、同種性を有することを要すると解すべきである。
第16章 商品取引所法91条1項、94条1項1号、96条1項、97条1項に違反する契約の効力
第17章 商品取引員の外務員が顧客の代理人であるとした判断が違法とされた事例
第18章  商品市場における売買取引の委託について預託された特定の委託証拠金充用証券の返還が不能の場合と現物の返還請求
第19章 1 顧客の注文、指示等によって取引する商品取引員は刑法247条にいう「他人のため其事務を処理する者」に当たるか(積極)
2 商品取引員が顧客の注文、指示を受けずに、あえて相場感に反する取引をした結果、顧客に損害を生じさせた事案について、背任罪が成立するとされた事例
第20章  商品取引業者が顧客に対し追証拠金の交付を請求した場合において、期日までに追証拠金が交付されなかったときは、その業者は建玉を処分する義務を負うか(消極)
第21章  商品取引員が仕手の買建の注文に応じなかった行為が仕手とは別に買建をしていた者に対する不法行為にあたらないとされた事例
第22章  1、商品取引員が委託証拠金を徴することなしに商品市場で売買取引をした場合における商品取引員と委託者との間の契約の効力
2、商品取引の委託者が委託証拠金の預託をしない場合における商品取引員の受託建玉の処分義務
第23章  商品取引員が商品取引所法(昭和49年改正前のもの)91条の2第1項の規定に違反して登録外務員以外の者をして締結させた先物売買取引委託契約の効力
第24章 私設の取引市場で行われる金地金の売買取引の受託契約に関し仲買人と委託者との間で作成された「金地金注文約定書」中にある、追証金の徴収およびその不納付の場合の金処分による清算の約定の効力
第25章  非公認市場における金地金の先物取引の委託が公序良俗に反し無効とされた事例
第26章 商品取引外務員の執拗な勧誘、無断売買、損失充当金流用が不法行為にあたるとして商品取引員の損害賠償責任を認めた事例
第27章 1 利益保証ないし元本保証を約した違法な勧誘による商品取引委託契約が有効である場合と不法行為の成否(積極)
2 右の不法行為が成立する場合の過失相殺の対象となる損害
第28章  商品先物取引委託契約の勧誘行為につき取引所会員業者および従業員の共謀による詐欺の不法行為を認めた事例
第29章  貴金属のサヤ取売買を勧誘受託するにつき未経験の顧客に対する説明義務違反等があったとして商品取引員の不法行為責任が認められた事例
第30章  商品先物取引において商品先物取引業者の従業員の勧誘行為に説明義務違反・断定的判断の提供等の違法行為があったとして右業者の不法行為責任が認められた事例
第31章  スイス人宣教師に対する商品物取引の勧誘が不適格者に対する勧誘に当たり、その他断定的判断の提供、新規委託者の建玉制限違反等の違法行為を認定して、損害賠償請求を一部認容した原判決が維持された事例
第32章 特定の種類の商品先物取引について差玉向かいを行っている商品取引員が、専門的な知識を有しない委託者との間で締結した商品先物取引委託契約上、委託者に対して負う説明義務および通知義務
第33章 特定の商品の先物取引につき、委託玉と自己玉とを通算した売りの取組高と買いの取組高とが均衡するように自己玉を建てることを繰り返す取引手法を用いている商品取引員の従業員が、信義則上、専門的な知識を有しない委託者に対して負う説明義務
第34章  1 金先物取引において専門的知識を有しない委託者が損失を被った場合において、商品取引員に取引手法等についての説明義務違反、助言義務違反、過当取引であることから損害賠償義務が認められた事例(過失相殺3割)
2 商品取引員から委託者に対する差損金請求が信義則違反として棄却された事例
第35章 委託玉と自己玉とを通算した売りの取組高と買いの取組高とを均衡するように自己玉を建てることを繰り返す取引手法が違法とされた事例
第36章  商品先物取引の受託会社の取締役らが、当該会社の従業員が適合性原則違反などの違法行為をして委託者に損害を与える可能性があることを十分に認識しながら、法令遵守のための従業員教育、懲戒制度の活用等の適切な措置を執ることなく、また、従業員による違法行為を抑止し、再発を防止するための実効的な方策や、会社法および同法施行規則所定の内部統制システムを適切に整備、運営することを怠り、業務の執行またはその管理を重過失により懈怠したとして、会社法429条1項に基づく損害賠償責任が認められた事例
第37章  1 商品取引所の会員に対して取引を委託した者が当該会員に対して有する債務不履行または不法行為に基づく損害賠償債権は、商品取引所法(平成16年改正前のもの)97条の3第1項所定の「委託により生じた債権」に含まれるか
2 商品取引所法(平成16年改正前のもの)97条の2第3項所定の指定弁済機関と同項所定の弁済契約を締結している商品取引員が取引を委託した者に対して負担する債務不履行または不法行為に基づく損害賠償債務は、同法97条の11第3項に規定する「受託に係る債務」に含まれるか
第38章  商品取引員の破産に備えて委託者債権を保全するための補償基金制度による委託者への代位弁済をした者につき、弁済が保証による一部弁済であり、委託者債権者が破産届出債権の全額について満足を得ない限り、破産債権者として権利行使することができないとされた事例
第39章  商品取引員が会社整理開始後商品取引所を脱退し商品取引責任準備預託金の返還を求めたのに対し商品取引所からする値洗差金債権との相殺の許否(消極)
第40章 1、破産管財人が特別の先取特権者のための供託金を受領して破産財団に組入れた場合と財団債権の成否
2、商品取引所に預託された仲買保証金および会員信認金に対する商品取引所法の優先弁済権行使の要件
第41章 商品取引員が雇用関係がないにもかかわらず自己の外務員として登録した者の登録を同人に無断で抹消した行為が違法であるとして同人の商品取引員に対する慰籍料請求が認容された事例
第42章  大阪穀物取引所受託契約準則第28条と法定管轄の成否
第43章 商品取引所の受託契約準則に定められた裁判管轄の定めは、この定めの知不知にかかわらず委託者を拘束する
第44章  商品取引法97条第1項所定の委託証拠金の予託と商品売買取引の委託の成否
第45章 1、特定の商品仲買人の出張名義で売買取引の委託の媒介取次をした者について商品取引所法49条違反でなく第93条違反とした事例
2、商品仲買人が委託者から委託証拠金の充用として預託を受け占有する株券と商品取引所法92条の関係
第46章  委託証拠金充用証券は商品取引所法92条にいう「物」に含まれるか
第47章 1、委託者からの商品仲買人に対する委託証拠金充用証券の預託が権利質の設定であるとされた事例
2、商品仲買人が前項の委託証拠金充用証券を転質に供するにあたり多少の権限超越があっても横領罪を構成しないとされた事例
第48章  商品仲買人の従業者が商品取引所法91条第1項に違反する行為をしたときの罰条
第49章 1 商品市場における売買取引の委託について顧客から商品仲買人に委託証拠金の代用として有価証券を預託する行為の法律上の性質
2 転質と横領罪の成否
3 商品仲買人が委託証拠金充用証券を担保に差し入れる行為が業務上横領罪にあたるとされた事例
第50章  商品先物取引に関していわゆる客殺し商法により顧客から委託証拠金名義で現金等の交付を受けた行為について詐欺罪の成立が認められた事例

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