法学教室 2023年12月号(No.519) ◆特集 刑事手続法の動向
有斐閣
2023年11月28日 発売
定価 1,650円(本体 1,500円)
あっという間に2023年最終号となりました。クリスマスを祝い、その1週間後には神社に詣でる日本人特有の行動について、その無宗教性を揶揄されることもありますが、たくさんの「神様」の存在をみとめ共存することで保たれている平和があるのではないかとも感じる年の瀬です。2024年こそ、穏やかで優しい世界が訪れますよう。
12月号の特集は「刑事手続法の動向」。変動が続く刑事手続法制にあって、学習上重要な5項目について論じていただきました。取調べの録音録画、被疑者・被告人の逃亡防止、再審制度など、社会的関心が高い項目が並びます。日々議論が積み重なり、刻々と動く法制度の最新動向を、本特集を通じて掴んでください。
また、本号には、新法解説「令和5年刑法及び刑事訴訟法の一部改正法」も掲載。こちらも、性犯罪をめぐる刑事法制の大きな動きです。ぜひあわせてご一読を!
本年も法学教室をご愛読くださり、ありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。
◆特集 刑事手続法の動向
Ⅰ 個人情報の取得と利用…尾崎愛美……10
Ⅱ 取調べの録音録画と弁護人の立会い…川﨑拓也……17
Ⅲ 被疑者・被告人の逃亡防止…佐藤隆之……24
Ⅳ 協議・合意制度…井上和治……31
Ⅴ 再審法制…加藤克佳……38
コメント
近時、法改正や新しい判例の動きのある分野の特集であり、読みごたえがありました。