『裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)』 2007/3/28
長嶺 超輝 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長嶺/超輝
1975年長崎県生まれ。九州大学法学部を卒業後、弁護士を目指し、塾講師や家庭教師の指導と並行して司法試験を受験。七回の不合格を重ねて懲りる。現在はライター業の合間をぬって裁判傍聴に通う日々。2005年の最高裁判所裁判官国民審査では、対象となった裁判官六名の経歴や過去の発言、判決骨子をまとめたサイト「忘れられた一票」が各方面で大きな反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社 : 幻冬舎 (2007/3/28)
発売日 : 2007/3/28
言語 : 日本語
新書 : 224ページ
新書
¥792
コメント
この本を読むと、涙する。
「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。
裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。
ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。
スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。
本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。
これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい。
第1章 死刑か無期か?-裁判長も迷ってる
第2章 あんた、いいかげんにしなさいよーあまりに呆れた被告人たち
第3章 芸能人だって権力者だってー裁判官の前ではしおらしく
第4章 被告人は無罪ー「有罪率99.9%」なんかに負けない
第5章 反省文を出しなさい!-下手な言い訳はすぐバレる
第6章 泣かせますね、裁判長ー法廷は人生道場
第7章 ときには愛だって語りますー法廷の愛憎劇
第8章 責めて褒めて、褒めて落としてー裁判官に学ぶ諭しのテク
第9章 物言えぬ被害者を代弁ー認められ始めた「第3の当事者」
第10章 頼むから立ち直ってくれー裁判官の切なる祈り