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新着情報
2019年11月05日
井上達也『起業を考えたら必ず読む本』明日香出版社・2016年

内容紹介、出版社の説明
創業25年、徒手空拳で会社をいちからたたき上げ、強くしてきた自負があるからこそ書ける、起業のアドバイス本。起業を思い立ったらやること、決意して会社を辞める前にやっておくこと、会社を作ったらやること、負けず成功するために心に刻んでおくことなどのアドバイスを紹介。コンサルが書いたものにはない、力強さがあります!
内容(「BOOK」データベースより)
起業したその日から訪れる多難、ワナ・詐欺・乗っ取り…を見抜け!実際に起業し、会社を大きくした社長だけが知っている実践的アドバイス。

感想
ロングセラー商品です。
この本には実際に起業した体験談が述べられています。
基本的には、365日他人の2倍(1日16時間労働)も働いて、常に焦りの中にいないと倒産しますよ、というスタンスです。
この本の序文で述べられているとおり、起業した会社は10年後に1割しか残っておらず、20年後には1%しか残っていないとのこと。
ノウハウを得るだけの本ではなく、著者の経験した具体的な実例に基づいて明確に書かれているので、内容の信頼度が高いですし、非常に勉強になりました。
また、様々な起業家や社長・コンサルタント・営業などが記載されているので、面白いです。
しっかりと働いて、同時に自分の人生も楽しむ(ワークライフバランス)ということを実現する方法は、会社が軌道に乗ればできるでしょう。
そのほか、会社は人数が少ないほうが良い、自分で商品のニーズを作らない、求人に過大な期待をかけてはいけない、経営は自分との戦いであるなど、参考になるアドバイスも盛り込まれています。

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