内容紹介
これまで3,000件を手掛けてきた著者が、起業準備から経営までのノウハウをまとめた1冊です。起業を考える誰もが陥りがちな「失敗ポイント」はパターンが決まっています。 “55の法則”はこの「失敗パターン」を抽出したものですので、法則を実践し計画を見直すことで事業の失敗確率はほぼ0(ゼロ)にすることが可能です。
【ビジネスモデル・会社設立】【商品・サービス設計】【財務・資金調達】【営業・マーケティング】【人事・労務 】【会計・税務】【経営方針・社長自身】【副業】
各ジャンルごとに【アクションプラン】に書き込むことで、意思決定に余分な時間をかけずに最短で事業を軌道修正することができます。
【目次】
PART1 ビジネスモデル・会社設立
●起業する分野の選択は正しいかを、もう一度考えてみよう
●アイデアの出し方─他業種の研究を怠るな。
PART2 商品・サービス設計
●ターゲット(標的顧客)を考えているか
●提供価値は何かを再確認してみる
●どのように売るか(集客・販売チャネル)
●絶えず競合調査、競合分析をしよう
PART6会計・税務
●財務諸表は必ず読み解けるレベルにしておく1損益計算書
●財務諸表は必ず読み解けるレベルにしておく2貸借対照表
●最低限知っておきたい経営分析の知識
●原価構造を把握する
●経理は大事/決算書にもこだわること
●税理士は経営を左右する
●節税の考え方、方法、借入れとの関係
感想
内容が分かり易いのが良かった
本全体の構成もシーン別に整理されていた為、シーンに合わせて活用できそう。
各章でふれられているトピックが具体的で、実践をうながすような構成になっているので、次の行動を起こそうという前向きな気持ちになる。
それぞれに迎えている事業フェーズや課題となる経営テーマの項で、
自分が出来ているか出来ていないかを確かめる「ありがちな失敗」をまとめたページが、自分の事業課題を点検し、
失敗ポイントがわかり、ここを間違えなければ成功確率が高まるのだろう。
著者の著書数や相談実績から内容の信憑性も高いと考える。