内容紹介
不動産法務で実際に問題となるシチュエーションを中心にQ&Aを設定。
現場での経験をもとに、実務のエッセンスを凝縮。
分譲・賃貸から民泊・AIまで、社内法務の疑問に幅広く答える1冊!
〔目 次〕
序 章 不動産業の特色
業界概要/ビジネスモデル/法務の特色
第1章 分譲業
用地取得・開発・建設/分譲・販売/販売後
第2章 賃貸業
賃貸オフィス・貸店舗/賃貸住宅/特殊な賃貸借
第3章 仲介・代理業
仲介・代理一般/売買仲介・代理/賃貸借仲介・代理/信託受益権の仲介
第4章 管理業
管理業務の開始/弁護士法、税理士法/生活トラブル/行政規制等/マンション管理
第5章 資産運用・投資業
第6章 いまどき・これからの不動産業
感想
従来型の参考書と異なり、現代の新しい論点が多く記載されている。
不動産法が専門のうちの1つなので、本書の内容はほぼ知っていることばかりだったが、理由付け・根拠については詳しくためになる。
ただし、契約不適合責任の権利行使期限に関しては、改正民法(債権法)についての誤解があるようだ(Q12、58頁の論述)。